網膜剥離、オイルを抜いて2か月が経過しました

 昨年2019年9月に網膜剥離で手術をしました。目にシリコンオイルを入れる術式でした。入れるものがガスであれば、自然と抜けて水に置き換わるわけですが、オイルは適切なタイミングで抜く手術が必要となります。私の場合は、4か月ほど経過した1月の頭にオイルを抜く手術を行いました。

 抜いた後も10日後、1か月後と経過観察をして来ました。網膜は、剥がれることなく順調に回復しています。これは、心から喜んでいます。でも、見え方には問題があります。

シリコンオイルは完全に除去できないリスクがある

 眼球内部から、オイルを抜くわけですが、完全に抜けない可能性は私自身も想定していましたそし、術前に説明もありました。そりゃ、残るわな!と私は思っていましたが、オイルと水ならが、ツルンと取れるんじゃね?と思われるかもしれませんね。でも、現実は違います。細かいオイルというのか、または目の中の様々な汚れと混じったりして、ツルンとは行かないのです。問題は、程度と時間経過でどこまで改善するか?ということです。

当然、個人差があるはずなので、きっと、主治医も断定的なことは話し辛いですよね。2か月経過して、今、どのように見えるのか?について書きたいと思います。参考になればと思います。

視力は回復しました!!

 再剥離は起こっていないので、視力は回復しました。放っておくと、失明の可能性がある病気です。本当に嬉しい!!視力は、手術前程度です。実は、オイルを入れているときは、眼圧が上がるので、人によりますが遠くが良く見える方向に振れるそうです。私も、そうでした。視力検査の結果が、手術前よりも上がるわけです。

 しかし、オイルを抜いてしまえば、元に戻るわけです。ま、とにもかくにも、非常に嬉しいです。網膜剥離手術での最大の目的は達成できたというわけです。

 私にとっては、再剥離が起きていないことは、非常に嬉しかたです。なぜなら、アトピー罹患者は再剥離のリスクが高いらしいからです。増殖硝子体網膜症だったと思いますが、難しい手術になると聞きました。ですから、本当に順調に回復しているのは、とても嬉しかった!!

 術後は、気合い入れて、うつぶせ状態をキープし、自宅でも夜は保護メガネを着用し、しかも、包帯で外れないように工夫もしました。ここは、徹底しました。これが原因かは分かりませんが、とにかく手を打っただけのことはあったのだと思います。

本題の、オイル残存による見え方はどうか?

 正直、想像以上に苦労しています。飛蚊症を患っている方は、想像できるかと思いますが、そうでないと・・なかなか伝わらないかもしれません。

目の中になにがいるかと言うと(何が見えているのかという言うと)

  • 水泡のようなもの。(中が透明で、周囲が黒い輪郭で覆われた丸い円)
  • 小さな黒い点
  • 小さな細胞のようなもの(歪な様々な形)

こんなものが、目の中に、細かくカウントすれば100以上います。

 私が、外で、動いているときは、これらが散在しているので、それほど気になりません。でも、場合によっては、一部が結集して大きな塊になります。これは、正直気になります。

 更に、気になるのは、私が静止しているときです。この時は、かなり大きな塊になるので、とても気になります。テレビを見るときでも、下手すると、邪魔で見えません。

 更にさらに、最悪なので読書の時です。白い紙なので、黒いものが目立つ!!しかも、頭の角度(ま、目の角度かな)によっては、かなり大きな塊となり、文字が読めなくなります。斜めした45度を見て読んでいると、もう、最悪です。だから、本を真正面に持ち上げて読むようにしています。固まる位置がどうやら、固定されているようです。

良く言えば、目の中に天の川がある感じ

 Windows10を起動するとき、満点の星空の夜景が背景に出ました。星は、均一に散らばっているわけではありません。写真の真ん中には、天の川運河が縦に走っており、そこには星が集中しています。

 これを見て、自分の目って、こんな感じだなと思いました。動くと、帯のようになるのですが、これがちょうど、天の川みたいなんですよね。いや、当然、そんな綺麗じゃないんですよ。自分を慰めるためというか。。。

時間経過で、改善されたのか??

定点観測ができるわけでもないし、正直、慣れもあるので、自分の感覚の問題ですが、

2か月で50%減少したと感じています。これは、嬉しいことですが、今後、どうなるんでしょうかね。。。

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