もう10年程度、47型のBRAVIAを使っていました。長持ちしてくれましたし、本当に満足してまいた。買い替えのきっかけは、目も悪くなり、リビングで47型テレビを座る位置に近づけるようになったこと。もう一つは付属のレコーダーが不調になり、録画できる番組とそうでない番組が出てきて、嫁が不便さを訴えるようになったことです。
10年で、テレビって別物になってた
- 60型と60V型の2つの表記。前者は、外側のフレームを含み、Vは画像を表示するパネル部分の正味のサイズ。昔はVなんてなかったぞ!!ブラウン管から存在したVなし表記。どうやら、技術が進み外側のフレームの幅を小さくすることができるようになり、正味、液晶パネル等のサイズで表記する方が合理的になったようですね。V付の方は、企業としても、暗に、フレーム幅薄いですよ!ってPRになっているのかもしれません。
- B-CASカードが不要。あら?刺すとこないじゃん。それに、梱包されてない。おいおい?どういうことなん?調べてみたら、今は、ACAS(えーキャス)という仕組みに代わり、 テレビにチップが内蔵されているようです。ちなみに、B-CASは、BS CONDITIONAL ACCESS SYSTEMSの略語だそうです。なら、ACASのAは??
- レコーダーは外付けHDになってた。TVの梱包に、レコーダーらしき大きさの物体が入っておらず、思わず嫁に「レコーダー付のモデルを買わなかったの?」と聞いてしまった。嫁は、ちゃんと買ったよ!と返事。探してみたら、その大きさのものは、なくて、別包装で2TBの外付けHDを発見。なんと、これ、まさか!!!しかも、USB接続で外部電源もなし!!ビビった。
- AndroidTV って何だ!? 一番の衝撃は、初期設定の時に初めてみたAndroidTVという文字だ。まさか、こんなことって・・・そういうレベルだから、全くの無知状態で購入しています。初期設定のタイミングで知ったのです。これ、超楽じゃん。Wi-fiもスマホ情報を送れるじゃないか!スマホから初期設定全部できるじゃないか!これって、fireTV、不要ってことじゃないか~。10年って、そりゃ、そうか。
設置に苦労した!!!60V型以上は業者に頼むべきかも
初期設定は、自分でできるし、最初っから業者に設置を依頼するつもりはありませんでした。これが甘かった。運送業の方が来てくれて、家の中に運び入れる時、一人で軽々と運び入れていました。だから、段ボールの大きさに驚くも、設置に苦労するとは思いませんでした。運んでくれた方が、「設置はお二人で頑張ってくださいね。」と声をかけてくれましたが、頑張るも何も・・・と思っていました。そして、設置開始・・・・
更に、業者の方は、梱包段ボールも回収してくれなかった。あれ?持って行ってくれないんだ~。くらいに思っていたが、後になってその理由が分かることになる。
ということで、開封作業へ。保護材の発泡スチロールを外し、付属品を取り出す。以前は、説明書は読まなかったけど、最近は、まず、一読するようにしている。そこで、AndoroidTVとか、色々と驚いたわけです。さて、全く想定外で苦労したのは、ここから。
いざ、本体を出そうというとき、段ボールに、段ボールと入っていた発砲スチロールで台を作ると書いてあることに気づく。しかも、液晶パネル部分を持つと割れてしまうと注意書きがあった。段ボールは、テレビを立てた状態でおいて、そこから本体を出すわけだが・・・・ここで、驚いた。
まず、重い・・・テレビ良く良く見ると、重量40キロ弱なのだ。え!?あのお兄さん、軽々と一人で運んでいたが、あれはプロのなせる技だったということか。いや、別にだ、40キロ程度なら私でも行ける次元だ。ところが、事態は簡単ではなかった。40キロ弱だけども、フレーム部分は細くて、液晶部分に手がかかってしまう。要するに力が入らないのだ。
更に、ここで大きさが問題となる。テレビは立った状態だから、一番下の部分を持てば何とかなる、そこは液晶部分ではないから!!しかし、段ボールがデカすぎて、というか、テレビがデカすぎて、そこに手が届かないわけだ。
テレビを梱包された段ボールから出す方法が、動画でアップされていたのだが、その動画は、フレームに気を付けて、テレビの下側を持って取り出すという内容だった。だから、届かないんだよ!!!要するに、立たせた状態では出せないということか。
さて、説明書による正しい流れは次の通り。テレビ段ボールから出して、段ボールで台座を作り、その台座の上に毛布などの保護材を敷いて、そこにテレビの液晶面を下に置く。そして、テレビスタンドを本体へ取り付ける。テレビを自立させて、初期設定に入る流れ。
ということで、次の作戦を立てました。梱包段ボールに入った状態で、液晶パネルを下側にして寝かせる。その状態で上部の段ボールの縁をカットしてテレビの背面を露出させ、そこにスタンドを設置する。ところが、これ失敗します。しかも、惜しいかった。後少しで行けそうなのに、行けない。なぜか・・・・
スタンドは40キロ弱の重さのテレビを支えるもので、床に設置する面積が大きくなっています。要するに、テレビを梱包状態で寝かせると、床からテレビ背面の設置部分までの高さよりも、スタンドの幅の長さの方が大きくなってしまったわけです。
なんだと!?だから、段ボール自体を置台にするって話なのか。でもさ、後数センチの話だから、梱包段ボールに入れる保護である発泡スチロールの設計を多少変えれば、つまり、テレビ本体が段ボールの真ん中ではなくて、どちらかに寄るようにすれば、取り出さずにスタンドを設置できるではないか!と思っても、全く意味がない・・・さて、次、どうするか??
段ボールの縁をカットしてしまったから、出来る方法が限られます。発泡スチロールの保護材は4隅と上下1か所ずつ、計6か所についているから、発泡スチロール保護材がついた状態でテレビを段ボールから出して、立てることにします。そして、ここまでは成功。
この状態で、上部の3か所の発泡スチロールを外し、段ボールの内部に設置。で、カットして開いた蓋部分を閉じて、養生テープで箱になるように固定。これで、見事に段ボールの台座が完成。その台座に毛布を敷き、その上に、慎重に液晶パネルに力を書けないように持って、テレビを置きました。
で、この後の初期設定は超簡単でした。でも、これ、高齢者の方々は辛いだろうなと思います。私たちももっと年齢を重ねたら、業者の方に依頼する方がいいなと思いました。