自宅から、歩いて片道1時間で見つけた光景

日々の出来事

何だかんだと生まれた土地から離れずに生活している私。子供の頃、野山を駆けずり回っていました。大きな市でありながら、この地域は自然がまだ豊かで、森や小さな湿地が散在しています。とは言え、足を踏み入れないと見つけられません。町と森の境界線と言ったところでしょうか。

数年前に、宮崎駿氏が守る「淵の森」の保護活動に参加しましたが、この淵の森よりはスケールが大きい森です。しかし、決して本格的な森林、山ではなく、「都市部に囲まれた規模の大きな自然」という場所です。

もう少し言えば、伝わるかはわかりませんが、「タヌキはいるけど、イノシシはいない」程度です。鳥で言えば、運がいいと、メジロ、カワセミが目撃できます。魚について言えば、都市に囲まれているので、大きな河川自体は中流域であって、決して綺麗ではなく、小さな川も大きな山から流れ込んだものではないので、シラハエ(オイカワ)はいる程度です。

こんな時期なので、嫁と片道1時間歩いてみた

子供のころから自然に親しんでは来たので、一人で山道を歩き、自然の中で孤独や不安感を感じると、自分が生きている!!と実感します。なので、自然に戻ることは私にとっては大事なんです。そんな森の散策に、思い切って、嫁を誘ってみました。片道1時間の道を、のんびり歩くのです。自宅から歩いて1時間の場所に、こんな光景が広がっているなんて・・・結構、幸せです。

1人で歩くのとは、違い嫁と話しながら歩くのも悪くないですね。

花については、つくづく思うのです。森の緑、土の茶色、空の青・・などの色の中で、本当に目立つ存在です。お花畑ではなく、自然にポッと咲いている花は、本当に良いものです。

1つ目の写真は、「コバノミツバツツジ」。2つ目は、自信ないですが、リンドウでしょうか。

昔、シラハエを捕まえたり、カワセミが水にダイブしてエサを捕っていた場所です。久しぶりに行きましたら、本当に綺麗です。ここが、大きな都市に立地しているとは、全く思えません。

歩くには、とても気持ちが良い林道です。正直言えば、整備されているのは好きではありません。獣道が理想です。とは言え、以前のように獣道を突き進んで、マダニに噛まれてしまうのも避けたいところです。自然との距離を保つという意味で、林道を整備することは、合理的なんだと思えるようになりました。

木漏れ日

個人的に、「木漏れ日」大好きです。日の光に柔らかさを感じることができます。空気も美味しい、太陽の光にも包まれている。でも、実はここ、高速道路の真横だったりします。音は、なかなかなもんです。

ところで、余談ですが、「木漏れ日」という名詞に対応する英語はないんだそうです。木漏れ日を英語で表現しようとすると、叙述的に次のように書きます。

This word refers to the sunlight shining through the leaves of trees, creating a sort of dance between the light and the leaves.

―― OxfordBlog, 15 Japanese words that English needs

この英語、訳すと、「この(木漏れ日という)言葉は、木の葉の間に輝く日の光、そしてそこに創出されるダンスのようなものを指している」となります。結構、素敵でしょ。

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