デコポンは特別な不知火って、ご存じでしたか?

ちょっとおススメ
主人公は、右の「清美タンゴール」

紅甘夏なるものを、思わず買ってしまいました。皮ごとは食べられないし、それほど甘くはない。でも、酸味を楽しんでみるか!?と思い買いました。いやいや、しかし、今回主人公は大きさの比較で撮影した右の清美タンゴールです。 別名清美オレンジとも言いますが、最近、私が食べる多くの柑橘類は、この清美が親であることが多いです。

清美オレンジと言うよりは、清美タンゴールの方が正確だと思います。私が始めて清美タンゴールを食べたのは、25年程前、中学か高校か・・それくらいの時です。当時、バイヤーだった方が家に持って来てくれたのです。

その時、「清美タンゴール」だと言われたのを今でも覚えていますし、なぜ、覚えているかと言えば、メチャクチャ美味しかったからです。

清美タンゴールは、清美(静岡県の地名)で作られたタンゴールという意味ですが、タンゴールは、ミカンとオレンジを掛け合わせた品種のことを言います。そして、この清美タンゴールが、日本で初のタンゴールなのです。

ミカンとオレンジっって、それだけで最強の掛け合わせだと思いますが、今、我々が食べているのは、この最強の掛け合わせを基本親としている子供たちを食しているわけです。だから、そりゃ、もっと美味しくなって当然ですね。

清美タンゴール×ポンカン(中野3号)=不知火(デコポン)

ポンカンは、みかんの一種です。不知火は、果肉が柔らかいですが、この柔らかさはポンカン由来だと思います。さて、今回の本題は、不知火とデコポンの関係です。

デコポン

清美タンゴール×ポンカン=不知火なんですが、この不知火の中で、特別なのがデコポンなんです。

「デコポン」は「不知火」の中で、糖度13度以上である事やクエン酸1.0以下など柑橘類のなかで唯一全国統一された基準「全国統一糖酸品質基準」を満たさなければ「デコポン」として出荷することができません。また、日園連に加盟する全国のJAのみがこの”デコポン”という商標を使用でき、加盟していない農園などでは使えません。そういった独自に出荷している農園では「不知火」として出荷する他、佐賀県の吉森果樹園では「凸百恵」という独自ブランドで出荷しています。

旬の食材百科 https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/dekopon.htm

そりゃ、デコポンは美味しいわけですよ。先日、あるスーパーで私がデコポンの前で買うか悩んでいると、とある老夫婦が、力強く私の前に割って入り、物色し始めました。

「どれが美味しいかな。これは買わないとな。」

この老夫婦の少し前の会話を嫁が聞いていたようで、嫁が私に

「このデコポン美味しいらしいから、買いなよ。」と言いつつ、この老夫婦に対して、

「すいません、話していること聞いてしまったんですが、昨日食べて美味しかったんですよね?で、昨日買ったものと、今日のこのデコポン、産地も同じなんですよね?」すると老夫婦が

「そうなんだよ。産地が同じかどうか、さっき聞いたら、そうだって。だから、また買いに来た。」

ということで、これは買いですね。というか、老夫婦の味のセンスを試すべく、買ってみたのです。すると、超美味しい・・・紅マドンナに次ぐ衝撃・・・・・これは・・・・明日、買いに行く!!

片道1,2kmのスーパーまで、歩きで買いに行く

本当に美味しかったので、嫁の親、私の親、長男夫婦、長女夫婦も含めて、7パック14個を買ってしまいました。最少人数1人で、サクッと買って、サクッと帰りました。不要不急の外出っぽいけど・・・ごめんなさい。

デコポンの親である、清美タンゴールと食べ比べると、やはり、デコポンに軍配。いやいや、ちょっと不公平か。デコポンは特別!!清美タンゴールにも、特別なのがいるかもしれない・・・

ということで、どっぷりと柑橘にハマっています。

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