こんなことサクッと出来たら、なんだか格好良いけど、実際できなくて、悲しいことが多くあります。出来ないことって多いですよね。最近、上手くできなかったこと。
- 職場のwebサーバーはプロキシ経由、自宅はプロキシは使わない。毎回、Chromeの設定を変えるのが面倒だから、サクッとプログラムを作って切り替えようとしたけど、上手くいかない。
- Google analyticsの使い方がピンとこない。
- サクッと英訳ができないどころか、英単語が思いつかない。
- 興味を持って購入した本を読んでみたものの、自分の知識の無さから内容が理解できない。
勤め人が、自分は優秀だと勘違いする傾向
自分が長年続けている仕事の内容は、出来るわけです。もちろん、上手く行かないこともあります。私も1つ温めていたプロジェクトがとん挫してしまいました。とはいえ、仕事は周囲に比べて私は出来ていると、確かに思っています。
ところが、新しいことやると、やっぱり出来ないことが多い。”勤め人は、自分が優秀だと勘違いしてしまう。”と言われますが、なるほど!だと思います。会社の蓄積したノウハウを参考に我々は仕事が回っていると謙虚になる必要があるな~と感じます。会社の名前があるから、動かせているだけなのに、自分が優秀だと勘違いしてしまう。個人になって、何かをやるとき、初めて自分一人の能力が自覚できるわけですね。早期退職して、退職金をつぎ込んでラーメン屋やらカフェをやってみて失敗するケースは、自分の力量を見誤っている。というか、自分での失敗経験が少ないということでしょうか。
終身雇用崩壊時代に、私たちは備えなければなりません。自分の仕事は安泰だなんて。前向きにとらえるなら、ドンドン新しい能力を開発する社会になるということです。残業しまくって、会社に尽くすということではなく、一歩引きながら自分のスキルを上げる中で、会社や社会に貢献するというスタンスへの変更なんだと思います。