娘がもうすぐ臨月になる
娘が衣替えのために、家にある衣類を取りに来た。もうする臨月を迎える。この新型コロナの大変な時期に出産となるり、旦那も出産には立ち絵和えないようだ。それでも、命は誕生する。本人は帝王切開の動画を見るなどして、一人で緊張しているようだ。これからは我が母も非常事態に備えて臨戦態勢となる。
嫁と一緒にお腹を触ったが、赤ちゃんが動いてくれなかった。若い夫婦、高学歴化に伴い出生率が低下しているが、そんな中、本当に社会に貢献してくれている。間近で見ていて本当にそう思う。子育てに本当にお金がかかる世の中だが、そんな苦難なぞ何のその!!乗り越えて行って欲しい。
ワタミ宅食で働く若き母親にエールを送りたい
似たような話になるが、元々嫁がワタミの宅食で仕事をしていた。久しぶりに、職場に顔を出したのだが、嫁が辞める時に代わりに入った若きお母さんたちが子供たちを連れて生き生きと働く姿に感銘を受けていた。
3人の子供を連れているお母さんもいて、本当に出生率で社会貢献だ。ワタミの宅食を手放しで評価するほど、世間知らずではないが、でも、現実、若いお母さん方が子供を連れながら一生懸命働いているのも事実、素晴しいことである。
しかも、宅食の顧客は、高齢者の方が多い。少し前まで、宅食で働く人も高齢者が多かった。今も70近い方が1日60件近く配達をしているようだ。しかし、若いお母さん方が子供を連れて、配達に行けば、娘や孫世代との交流にもなる。お客さんのおじいさん、おばあさんにも好評だと聞く。
ワタミの宅食自体、色々と問題を抱えている。しかし、働く人々の最前線では、宅食を頼むお客さんを元気にし、子育て世代のお母さんたちの働く場所を生み出しているのも事実。このように、時代は色々なところで変化して行っていると実感する。
嫁がLINE電話で初のオンライン飲み会
今現在、嫁がオンライン飲み会を実施している。時代だと思う。LINE電話を活用して、3人からスタート。今は4人のようだ。
「意外と、楽しいね。実際に会っているみだいだ。」とリビングから声が聞こえて来る。
ポストコロナにおけるコミュニケーションの形が一つ見えた気がする。ポストコロナの後で、パラダイムシフトが起きるか?という議論がNewsPicksのWeeklyOchiaiで行われていたが、結論は「起きない」であった。しかし、パラダイムシフトは起きないにしても、局所的には変化が起きると皆口をそろえる。
緊急事態宣の解除後、以前の姿に戻るのか??ANA、JALはどうなるか?星野リゾートはどうなるか?真剣に考える必要がある。レナウンが民事再生法申請、TOYOTAがこれからの1年80%減収の見通しを発表。
今後日本を支える産業をどう育てるか??ここに注視する政治家が本当に必要だ。アベノマスクが未だに来ないのと同様に、中小企業やリストラされて困っている従業員へお金が届くのは遅い。倒産、GCPの低下、自殺者の増加・・・お金をばらまくことすら、スピードを持ってやれていない日本の政治家。
こんな時こそ、次にどんな産業を育てるのか?どんな国にするのか?どんな教育をするのか?を描いて、議論して国民で共有化して、進めて行くことだ。検察定年延長問題でtwitterを通じで多くの国民が声を上げて、少なくとも採決を遅らせた。今後、この流れが次の選挙で自民党に痛手を負わせることにならなければ日本の将来はないのではないか。
「あ!!可愛い!!」など歓声が聞こえてくる。家の中がそのまま話のネタになって行く。ある意味、居酒屋での飲み会にはない楽しさが、オンラインで家飲みにはあるようだ。
教育に関する素朴な疑問「その1」
1つは、学校再開の是非だ。多くの学校で、分散登校を始め宣言解除後2週間で通常授業を行うことがスタンダードな流れだ。教室に40人とか、何をどう解釈しても3密だ。
経済活動は、再開が必要だと思う。各業種、色々な工夫をしながら再開準備に追われている。しかし、学校はどうなのか?通常授業を行えば、確実に3密状態となり感染拡大のリスクが高い。
教室で皆で集まることの重要性は十分理解しているが、世界のこの局面での学校再開は良く分からない。冗談抜きでICTを用いたオンライン授業を推し進めるべきだ。
教育に関する素朴な疑問「その2」
全国、学校再開の時期がバラバラになった。これでも、終了を3月に揃えるというのか?中学、高校の3年生は受験もある。9月入学を行うとするなら、全力で進めるべきだ。経費がどうだとか、色々と議論をしているが、冷静に考えれば、この学校の営みを止めることができたわけで、それは、何を大事にするか?の話で解決する。
また、元大阪府知事の橋元氏も指摘しているが、終わる時期の統一を止めればいい。個別の力量に応じで、終わり方を柔軟に設定すれば良い。私は履修主義を止めれば良いと考える。しかし、大きな変化を伴うことには変わりがない。多くの有識者も、大きな変化を行うなら今だ!!は一致している。
この時、大事なのは、どんな教育を行うか?のビジョンデザインだ。残念ながら、政治家からはこういったビジョンが語られない。恐らく、今を何とかするのに精いっぱいなのだろう。しかし、企業リーダーもそうだが、ここは一流であって欲しい。つまりは、先をデザインしながら、今を切り拓くリーダーだ。そろそろ、こういった政治家を真剣に選挙で選ぶ時代に切り替わる時かもしれない。
教育に関する素朴な疑問「その3」
愛知県のニュースで大村知事が、7億円の予算を使って、公立学校の生徒にリックルート社のスタディサプリを無償で使わせることを発表した。これには2点、大きな問題がある。
1点目:なぜ、公立だけなのか??私立の生徒もコロナで学力低下の問題を抱えている。なぜ、公立だけなのか??全く、意味が分からない。
2点目:公立学校全てにスタディサプリということだが、当然、使う必要がない生徒もいる。自習教材として優れているにしても、個々へのカスタマイズが必要だ。更に、スタディサプリの利用を発表した直後に、緊急事態宣言解除を宣言した。いったい、スタディサプリは何のためだったのか。
1つ目の私立生徒差別も大問題だが、2つ目の問題も大きい。ICTを進めるのであれば、生徒のwifi環境を整えることに予算を使うならば、まだ理解できる。
卑近な例だが、PUBGなどオンラインゲームの世界でもハイスペックマシンユーザーは有利だ。というか、低いスペックのPCや遅い回線環境のユーザでは勝てない。生徒一人一人が、きちんとオンラインに接続する環境を整えることが、政治の仕事であって、その中身、コンテンツは各学校の仕事ではないのか?
愛知県の大村知事の政策は、これに限っては、本当にお粗末である。